「女・生ージョ・セイ」個展 雨宮さんの「写す」取材させていただきました


雨宮さんとお逢いしたのは約2年ほど前。1階レンタルスペースをフォトスタジオとしてご利用頂いてます。毎週土曜日10時から19時まで。完全予約制のスタジオです。

雨宮さんのフォトスタジオは心を写す。 外見だけ美しく撮る写真とは違い「写す」ことで自分を見つけるスタジオです。個人の内面・本質を写真に残すという新しいチャレンジは、試行錯誤の連続かと思います。。7月に個展を控えていらっしゃる雨宮さんに、現在までの活動についてお話を伺いました。


雨宮さんは16年ほど前から、セルフポートレートというアート作品を年に2回ほどのペースで展覧会に出展されていました。次第に「人は自分の存在を知りたいのではないか?」と思い始めたそうです。写真というツールを通して内面世界を見つめる。そして新たに生まれる生き方を見つけられれば。「アートとデジタル」ご自分のスタイルで人の内面を見つめる写真を創りたいとマイティーハウスにフォトスタジオ「RainBow」をオープン。ただ綺麗な写真を撮るのではない、内面を「写す」ことへの拘り。表現方法、そのスタイルは独特で、私が抱いていた写真の概念は覆りました

新しいスタイルの「写す」「見つける」「創る」フォトスタジオを伝える手段として、共感してくれる友人を「写す」、SNS・FBに投稿。関心を持ってくれる人たちとの繋がりが次第にできました。より知ってもらい、どれほどの人が興味を示してくれるのか?自身の本気度も示してみようと考えクラウドファンディングを活用することを思い立ちます。目標が決まることで、自分の目的を明確にすることができたそう。SNS・FBへの毎日の更新は大変だったと思います。クラウドファンディングという企業の信頼性も成功への鍵とお話しされていましたが、見事、目標金額を達成しました。https://www.makuake.com/project/rieamemiya/

7月に個展が決まり、13名の女性撮影がスタートしました。女性の本質を「写す」作業はカウンセリングから始まります。話すことで自分をさらけ出し探してみる。カウンセリングから本質に迫りニーズに近づき合わせ「創る」雨宮さんのスタイルで。。主観を写真という客観に残す作業は、雨宮さんが強く望んでいた時間なのでしょう。雨宮さんに「写される」ことは自分探しの作業でもあるようです。とても興味深かったお話しは、撮影前後の表情の変化という点でした。全く別の顔が出てくるのかもしれませんね。撮影の様子はこちらでhttps://www.facebook.com/groups/1785056791751753/

 

撮影場所はさまざま。屋外であったり、思い入れのある場所などなど。最後の女性撮影は5月28日マイティーハウスのスタジオ「ReinBow」で行われました。スタジオ内には白い暗幕がかかり、今日の女性のイメージとの事。シロ、黒、グレー暗幕があり、その色ひとつの選択から自分探しのスタートですね。7月の個展にはたくさんの「女・生ージョ・セイ」の彩りある能力が写しだされている事でしょう。雨宮さん、実りあるお話ありがとうございました!個展そして今後のご活躍楽しみにしています


 

個展ご紹介

写真家・雨宮里江の個展
『女・生ージョ・セイー展』

全ての女性の生きる美を刻む写真展詳細
開催日時:2017年7月21日(金)〜7月27日(木)平日10:30〜19:00
土・日・祝11:00〜17:00(最終日は14:00迄)
開催場所:富士フォトギャラリー銀座
〒104-0061
東京都中央区銀座1丁目2-4 サクセス銀座ファーストビル4F
TEL:03-3538-9822


1階レンタルスペースを開設して以来、夢や目標に向かってスタートしようとする方々と多くの出会いがありました。一から行動しようとするパワーはすごいなあ~と思います。もちろん悩み、迷いはあるでしょう。参考になればと「生徒募集について」をホームページのメニューに載せました。そして今回、雨宮さんのアイデア・行動力・柔軟性をご紹介しました。元気もらえますよね。今回の取材を通して、改めて雨宮さんとの出会いに感謝です

ここからスタートする皆さんへのエールとなりますように。。

Tomoko・Y

 

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